充実した標準装備ゆえの問題点 (´_｀;
来月・幕張にＯＫワゴン出展します！見に来てね～ヽ(^。^)
カーテンなどのＯＫワゴンの標準装備についてお話しましたが
充実しすぎて困る･･･という場合もある (^_^; という話し･･･
たま～に、というか今まで三人くらいの方から･･･
『標準装備の外部電源入力は要らんけん、安くしてよ(^_^)』
と、言われた事があります。
『あ～そうですか、でも逆に高くなっちゃうんですよ(^_^; 』
とご返事します。
何故か？
それは、ＯＫワゴンの電装の基盤制御回路はオリジナルでして
しかも、サブバッテリーやメインバッテリー、外部電源などの
切替はスイッチでなく、この基盤で制御しているからなのです
つまり、ＯＫワゴンの標準仕様を前提に電気制御基盤を作って
いるので、仮に外部電源入力を省くと、その方の専用の回路を
考えて作らなくてはならず、その手間を考えると、省く事で
要らなくなるソケットやプラグなど材料代より高くつくんです
これが、自社で作っている基盤の一つです。
ＯＫワゴンも初期は、外部電源入力の際はスイッチで切替して
おりましたが、その後トランジスターで制御する様になり、
現在ではＩＣ回路で全て制御しております。
そういう訳で、標準装備の中で不要な装備があっても、それを
省くと、新たな回路を考えて→試作して→テストして という
すごく手間がかかるので、逆に高くなるのです。
ＯＫワゴンの電気システムは、市販のサブバッテリー充電キット
とかと全く異なる充電システムにて、基盤や回路、それらを構成
する、こんな小さなパーツから一つ一つ作ってますが、こんな
ビルダーは無いんじゃないかな？(^_^)v
こういう目に見えない部分については、お客様は分らないので
理解して頂けない事が多いのですが、市販の電装キットを積んだ
だけのキャンピングカーとは全く違うと思って下さいね。
･･･というか、一緒にしないでね (￣^￣)ゞ
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アップしてるので、時々覗いてね ♪
ちなみに、たま～に要らないと言う方のある外部電源入力に
ついてちょっと補足しますと･･･
ＯＫワゴンの外部電源入力というのは、他社ビルダーのとは
全く異なりまして、外部電源入力システムと呼んでいます。
どう言ったシステムかと言うと、家庭用コンセントに繋ぐと
サブバッテリーをまず充電します。
まぁ、ここまでは他社と一緒でしょうが、サブバッテリーが
満充電になると、その次にクルマ本体のバッテリーの電圧を
感知して、ある一定の電圧より低ければ自動的に充電を開始
するのです。
これは、たぶん日本のキャンピングカーではＯＫワゴンだけの
システムでしょう (^ .^)y-~~~
なんの為？っていうと、例えばメインバッテリーがあがって
エンジンが掛からない時とか、近くにコンセントがあれば
１５分くらい繋いでおけばエンジンが掛かるのです。
ですから『外部電源入力システムは要らない』という方でも
もしかして役に立つ時があるかもしれない装置なのです。
････････････ ＣＭ (^ .^)y-~~~ ･･･････････････
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標準装備を簡素化したら、安くなるどころか高くなるケースは
家具についても似たような事が言えます。
『この棚は要らない』とか『ここにポケット収納を付けて』と
言われた場合、ちょっとした要望と思いますが、作る上では
すごく大変だったり、出来ないとか言うこともあります。
ＯＫワゴンの家具は、右側面、左側面、天井収納家具などで
構成されてますが、これらは家具を取り付けている訳ではなく
約３０の家具部材を、一つ一つ調整しながら取付けていき、
それが最終的に一体型の家具になるのです。
ですから、家具の一部分だけを変更したりすると、他の
色んなパーツも干渉し合う為、それらも作り変えなければ
ならず、その手間が大変なのです。
また、車のボディの限られた強度のある部分に家具を取付けて
そして仕上がった家具全体で持たせているので、特に強度が
掛かる部分に関わる家具の変更は大変なのです。
過去にも特注のお客様とかの打合せで、表面上は簡単そうな
変更だったので、私が安請け合いをしたところ、実際作って
みると、そういう問題があり、解決するのに大変だった事が
あり、現場に迷惑をかけまして、反省しております。
と、こんな感じで標準パッケージ化しているので、簡素化の
変更が出来たとしても、決して安くはならないという事です
でも、その代わりに、充実した標準装備をパッケージ化して
お安く、そして短納期で対応出来るのです (^。^)y-~
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