【令和】最初のお引渡しは【めっちゃ特注】ベッドキット

N・BOX

 

令和元年5月2日9時30分、令和第一号お引渡ししたのは、山口M様ご夫妻でした。

 

 

 

M様との始まりは、昨年11月に頂いた電話でした。

『新型N・BOXにクルマ椅子を積んでるけど、左後方だけのベッドって出来ますか?』

という事で、出来ると思いましたが、こういう特注の場合、基本的に電話やメールだけでは請けません。

 

例えば今回のM様の電話だと・・・

どういう使い方をしたいのか?

どんなサイズの車イスなのか?

それを、どう置きたいのか?

左半分じゃなく左だけ後方って、そこに寝るのか?

・・・などなど事細かくお聞きして理解したつもりでも、それは私の想像の範囲で、実はM様のイメージと違ってる、って事あるのです。

 

それなのに請けて作っちゃうと・・・

お客様は出来上がってきたのが、思っていたのと違う!と不満足でガックリ。

コッチは要望通りに作って喜んでもらえると思ったのに、残念、ガックリ!(>_<)

と、結局お互い不幸な結果になっちゃいます。

 

実際お会いして打合せても違う部分あるかもだし、実際に取り掛ると要望通り出来ない場合もあり、特注の場合は詳細はコチラにお任せ、思ったのと違っていてもノークレーム、特注はそういうものと割り切れる方なら請けてもイイかな、という感じです。

 

そんなの納得出来ない、寸分たがわず要望通り作って!と言う方は、それを引き受けてくれる会社に頼めば良い訳で、弊社では無理、ゴメンなさいです

 

なるべく特注は請けたくなく、それでも頼まれますが、請けるからには出来る限り要望に応えたいし、それには電話やメールだけの打合せでは不十分なので、お会いしてお話しを伺いたいし、説明したいのです。

 

それでM様にも・・・

『実際にお会いしてお話しを伺ってからにしましょう』

と答え、M様もそう急いでる訳ではないので、山口だと3月にイベントあるので、そこで打合せしましょう。となりました。

 

 

そして3月きららドームにM様ご夫妻おみえなられまして、お聞きすると・・・

◆奥様が足が不自由で、何とか杖歩きも出来るけど、基本的にクルマ椅子。

◆一緒に出掛ける時は簡易タイプのクルマ椅子を右後部に積込みたい。

◆奥様は助手席に座るけど、横になりたい時も多い。

◆二人で車中泊は考えてないので、ベッドは左だけで良い。

◆ご主人は釣りが趣味で、ひとり出掛ける時、後ろに荷物を置きたい。

 

つまり・・・

◆右側は運転席の後方を荷物置き

◆左側をベッド

という事で、実際に展示していた新型N・BOXに奥様に横になってもらったり色んなパターンでシュミレーションしてみると・・・

 

助手席を一番前にした状態で、その後ろにベッドだと145cmくらいしか取れず、それでも小柄な奥様が不自由な足を曲げれば、何とか寝れたのです。

 

その様子を見て、色々とひらめいたので、ご提案。

 

もし、その使い方でのベッドを作るんであれば、通常の新型N・BOXのベッドキットより床面を20cm低く出来ますよ。と。

というのは、ベッドの高さが20cm違えば、奥様がクルマ椅子から移るのが楽になるのです。

 

それと、後方だけの狭いベッドで足を曲げて寝れたけどキツそうなので、助手席の背を倒して2mのベッド展開パターンも出来る様にしましょうか?と。

 

展示車で1時間以上、色々試しながら打合せと説明しました。

その間、他のお客様に新型N・BOXの説明PRが出来ず、ソッチも気になりましたが、おかげでM様ご夫妻には空間や展開など理解して頂き、お互い使うイメージの擦り合わせが出来ました。

 

ベッドマットや受けパーツの枚数、個数も異なるので、金額計算は後日する事にし、商談が決まった時の為に奥様にレザーを見本帳から選んでもらいました。

 

 

めでたくご注文を頂き、製作に取り掛りましたが、今度は作業スタッフにキチンと説明しないといけません。

特注の場合、これも大事な事で、M様の奥様が車椅子という事なども伝え、イメージマンガ図も渡し、それでスタッフがお客様の使い勝手の事を考えながら作ると、考えずに作る場合と見た目の出来上がりは同じでも、使ってみた時に違いが出てくるはずです。

 

そして完成した超特殊な新型N・BOXのベッドキットがコレです。

 

パターン【A】低く短いベッド

助手席を一番前、運転席は一番後ろにスライドさせた状態でセットします。

奥様と一緒にお出掛けした際、右側にクルマ椅子を固定し、そして奥様が疲れたら助手席を前にスライドさせ、そこに短いマットを置いてチョッと横になる事が出来ます。

 

もちろん、これらは・・・

工事不要

工具不要

置くだけ

簡単設置

というものでして、左側はベッドマット、右側は床板で荷物置きとなってます。

そして、もう一つのパターン・・・

パターン【B】長いベッド

右側は【A】と同じですが、左側のベッドの長さは約2mとなります。

 

奥様は助手席に座り、右側にクルマ椅子を固定して、お出掛けします。

 

 

この状態でお出掛けして、奥様が疲れたら助手席の背を倒し、そこにマットを置けば2mのベッドとなり、ゆっくりお休み出来ます。

 

 

 

左ベッドセットして、ご主人がひとり釣りに出掛ける際は、ベッド下スペースに結構な荷物が置けますし、右側の車椅子スペースにクーラーボックスなども置けます。

 

 

と、こんな感じで、奥様も好きなピンク色のベッドマットに喜んであり良かったです。

 

 

連休で誰も居なかったので奥様にシャッターを押して頂きました。

 

 

お引渡し後、ビックリしたのがM様が『神崎ってココから遠いですか?』って聞いてこられたのです。

 

神崎市は毎月出展している吉野ヶ里・軽トラ市の近く、クルマで約20分のところですが、別に観光地でもない田舎町で、お聞きすると・・・

『クリークがいっぱいあって、釣りが出来ると聞いたので』
との事で、思わず笑っちゃいました。

 

M様のN・BOXにはロッドホルダー付いていて釣り竿もぶら下がっており、いつでもどこでも釣りが出来る状態で、せっかくコッチまで引取りに来たので釣りもして帰ろうという素晴らしいお考えなのです。

 

 

神崎は、確かに田んぼとクリークが沢山あるところで、地図で調べるとクリーク公園ってのもあったので、そこをお教えして、そこへ向かって出て行かれました。

 

 

これから、快適になった愛車でご夫婦でお出掛け、そしてご主人は釣りにと楽しまれて下さいませヽ(^。^)