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大川の(町工場の)底力 アーカイブ

2009年05月29日

5月28日放送 スーパーJチャンネル 木曜特集コーナー

昨日のTVの反響は、予想通り、放送終了後から、多くのメールとお電話を頂き
ありがとうございます!
ご返事いたしました通り、6月初めの展示会に向けてカタログを印刷中ですので
出来次第、順次発送いたしますので、今しばらくお待ち下さいませ。

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コレも↑大川で作った桧トレーに、大川の技術でレーザーで焼いて描きました 
 
 
しかし、分かってはいたものの、あんなに撮影したのに、放送ではすごく短くて
ガッカリした点も多かったので、この場を使い、ご説明させて頂きます。
 
大川の木工技術も確かに使っていますが、実は、鳥栖店での製作技術が
あってこその、OKワゴンなのです。
型取り、加工、取付けなどは、大工の棟梁の匠の技ですし、こだわりの電装関係も
電気技師の凄い技術ですし、これらの複雑な配線など、大川とは関係の無い
部分が沢山あるのです。
 
これらの事は、ディレクターも充分わかってあり、その部分についても撮影されたの
ですが、今回は、地場産業特集というコーナーでしたので、結局、番組内では
それらは、全く触れてもらえず、その点は、私も鳥栖店の職人さん達も、ガッカリと
いたしました。
 
その点、皆様には、今までのブログを見て、ご理解頂ければと、願っております。
 
それでも、大川の3つの協力工場は、それぞれ短い時間でしたが、チャンと放映
されたので、ホッとしました。
 
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しかし、自分が、あんなに白髪で真っ白とは、驚きました (@_@)
毎日、鏡は見てるのですが、ショックでした。
まだ若い(と思ってる)のに、お爺さんやん!髪を染めようかなぁ (^_^;  
 
 
『俺って、あげん真っ白なん?驚いた!』 って家族に言ったら・・・
 
『そのままやん!自分でわからんとね!』 って言われました (´_`;
 
そしたら、偶然、その時に、この画像の 江島木工の社長から電話があり・・・
 
『映っていて良かったぁ〜 でも、俺って、あんなに太ってたん?驚いた!』 
 
ですって (^_^;    もちろん、ちゃんと言ってやりましたよ・・・
 
『そのままやん!自分でわからんとね!』 って (^o^)
 
皆さん、自分の事は気付かないのね。
 
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                            あきらかに太め ↑   
 
        ↓ あきらかに白髪
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でも、この椅子職人の74歳の今山さんは、良い味を出してましたねぇ
この時、隣に応援の職人さんがもう一人居られたのですが、その方も紹介して
欲しかったです。 同じように良い味を出してる76歳のお爺さんだったのに・・・
 
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                     ↑ この方が76歳の職人さん 
 
次回、取材して頂ける時には、地場産業というだけでなく、鳥栖店も含めた匠の技と
して、鳥栖の職人さん達も取上げてもらえる様になるバイ!! (`_´)ゞ

2009年05月22日

O.K.WAGON カタログ原稿

ギフトショーまで、いよいよ残り2週間を切り、準備万端!などという訳は無く
このままでは、出展社の中で一番シケたブースになる気配が漂ってきて
ぞっとしますが、目先の事に追われて、全く手つかづ状態で恐ろしい限りです。
 
当面は、明日・明後日の熊本のキャンピングカーの展示会の事、これは
別に出展する訳ではありませんが、ある考えがありバタバタしてます。
 
そして、明後日・明々後日のテレ朝の取材の事、これはキャンピングカー
についての取材で、とても嬉しいのですが、せっかくの機会ですので、
鳥栖店だけでなく、ぜひ大川の協力工場も撮影というか取材をして欲しく
段取りや調整に、こちらもバタバタと走り回ってます。
 
 
住宅に作りつけの家具(クロゼットやシューズラックなど)があるようになり
大川の家具業界は、リーマンショックなど関係なく、ず〜と前から不況です
 
単なる不況というのではなく、家具業界を取り巻く生活様式の変化に伴う
構造的不況で、底が見えず、元気がない大川ですが、鳥栖店でお客様の
家具や木や材料に対する問合せや、軽キャンピングカーに使う部材などを
加工してもらっていて、感じるのは大川の潜在能力の高さです。
  
ですから、今回の全国ネットのTVを利用して、木に関する大抵の事は大川で
対応出来る事を、知っていただき、どんどん 『こんなのが出来るか?』などと
全国から投げかけて頂けるようになれば、少しは活気付くかもと、期待してます
 
協力工場3社から、撮影のOKを頂き、テレ朝さんにも、こちらの要望を伝えて
25日午後から大川に取材に行ってもらえる様になり、ホッとしました
 
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そんな中、福岡のKさんにお願いしていた、カタログの原稿が送られてきました
 
当初より、カタログを作りたかったのですが、OKワゴンはどんどん進化しており
カタログを作っても、すぐに陳腐化してしますので、作れませんでしたが、ほぼ
基本は固まりつつありますし、来月のギフトショーで、期間中会場で配るカタログが
無ければ話にもなりませんので、やっと作ってます。
 
本来、今月末の仕上り希望でお願いしていたのですが、色々と事情が重なり23日
には必要になり、Kさんには大変無理を言って、超特急で原稿を作って頂きました
 
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23日の昼頃、福岡の印刷工場に引取りに行きます!が、その理由は、後日(^_^;

2009年05月18日

OKワゴンの進化 電源管理パネル

軽キャンピングカーOKワゴンの開発(この表現カッコイイ!)にあたり、こだわっている
点は、何と言っても大川の木工技術を生かした家具の部分と、それを鳥栖建材屋の
技術で取付けている事と、電気の技術を生かして電装関係を充実させている点です。
 
その、こだわりの電装関係を使い易くする為に、電源集中管理パネルがありますが、
これにはホント、他社ではマネする事が出来ない技術と発想がギッシリ詰まっています
 
20080506%20104B.jpg
 
このパネル表面の、アクリル板の文字彫りについては、大川の技術のレーザー加工で
記入しているというのは、2月13日のブログで報告済みですが、今回より文字以外の
メーターやスイッチ部分に穴を彫る加工についても、大川の技術を取入れました。
 
今まで、このアクリルパネルの穴開け作業は、ジグゾーやドリルで手作業で行っていた
ので1個1個が微妙にずれたり、加工途中にアクリル板が割れたりして、とても神経を
使い、作業時間も掛かっていた為に、早くNC機械で加工をしたいと思っていましたが
その場合、データ入力の手間と負担(つまりお金)が初回には掛かってしまうので、
少量を作る場合は効率が悪く、すごく高価なモノになってしまうのです。
 
また、OKワゴンの進化の過程が早く、(と言うか初期段階だった為に)次を作る時には
新たな変化とか、新たな装置などが加わる可能性が大きく、先を見通して大量に作る
という事が出来なかったのです。
 
ただ、10台以上作り、基本が固まりましたので、今回より電源管理パネルの加工を
有る程度の枚数、大川のNC機械を持つ加工屋さんに、お願いしました。
 
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いや〜早い!キレイ!正確!機械だから当たり前の事でしょうが、素晴らしい!
 
正確に、決められた加工の位置に、それぞれの決められた形状の刃物を選んで
ささっと動き、気持ちよく削っていく姿は、ずっと見ていても全く飽きません。
 
このNC工場は、普段は家具部材である木材を削っており、加工途中に出るのは
おがくずで、この、おが屑は集塵装置で集められ、溜まったおが屑は畜産農家が
引取り、畜舎の床などに敷き、糞尿で汚れたおが屑は、牧草や近隣の農家の畑
の肥料となり、リサイクルされています。
 
ところが、今回はアクリル板ですので、この削りカスが、のこ屑と混ざると、牛など
チクチクとしたり、牛や豚が口にするかもしれませんので、混ざってはいけません。
ですから、伺った時も、集塵装置を止めて混ざらない様に作業をしてありました。
 
また、木材の場合は素材の堅さや性質などにより、刃物の回転スピードや進む
スピードを微妙に変えないと、切削面が焼けたりガザガザなったりして、なめらか
にならず、家具の仕上りを左右するので、そこの微調整が加工屋さんのノウハウ
なのですが、アクリル板も割れたり溶けたりするので、回転数と進行スピードを
計算した結果、家具部材に比べて、時間が掛かって、さばけないそうです。
(1枚当たりの時間は大事で、何分かかるかが、価格に影響します)
 
こういう事も大川ならではの技術、と言えるのではないでしょうか (^_^)
 
そして ↓ コレがNC加工の設計図と言うべきものです。
NC%89%C1%8DH4949.JPG
 
私が見ても良くわかりませんが、各加工部分の座標はもちろん、加工場所により
異なる5個の刃物を使う事、加工手順、スピードなども書いてあるのでしょうか?
初回はこの図面を引くのと、NC機械にデータ入力する手間とコストが掛かるのです
 
また、左下の手書きメモの通り、今回のアクリル原板はいわゆる3x6サイズにて
(90cmx180cm)縦6横4枚の歩留まりで、合計24枚が出来てしまいます。
 
24枚という事は、OKワゴン24台という事かぁ・・・ (´_`;
 
さぁ、次回これを発注するのは、3ヶ月先か半年先か、果たして いかに!? (>_<)

2009年03月07日

大川案内

昨日は、福岡からのお客さんを連れて大川の木工所など色々と案内いたしました。
その事をレポートしますが、リンクだらけの、我ながら面白くないブログです (´_`;
 
先月の北九州のビジネスフェアに、大川の勉強会から参加しましたが、一緒に参加
した方が、バイヤーとして参加されてあった潟_イエースペースクリエイトの方と
商談をした際に、一度大川の企業を見てみたいとの事で、急遽昨日大川に来られる
事になったので、勉強会のメンバーの会社を案内したのです。
 
別の担当が10時に西鉄柳川駅へ迎えに行き、まず大川市内の家具メーカーへ寄り
工場とショウルームを見学させて頂き、次は城島のホルツマーケットへ。
そこへ、私が鳥栖から合流して案内、ちょうど昼になったので、ホルツマーケットの
敷地内にあるレストラン『木こり』でランチ。
 
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日替わりランチは、カレードリアでした。 美味しかったデス (^_^)
 
昼食後、大川へ戻り、高田製材所家具メーカー別注家具メーカー 見学は
そこで終了の予定でしたが、せっかくだから、そこから歩いて直ぐの建具屋さんも
急遽案内しました。
この建具屋さんは、大川でも珍しい組子細工の工房・木下木芸さんで代表の職人の
木下君は、風貌に似合わず細かい作業をされ、伺う度に感心します。
今回も、訪問3分前の依頼に関わらず、快く見学を引受けて、案内頂き、感謝です。

その後、1時間ほど勉強会をして、居酒屋に場所を変えての懇親会と、ハードでしたが
以外に?中身のある1日でした。
 
ホルツマーケット・高田製材所・木下木芸さんは何度も訪れた事はありましたが
今回見学の家具メーカーさん・別注メーカーさんは工場内に入った事が無かったし、
勉強会と懇親会の席では、ダイエーの催事場で、大川をPRするイベントみたいな
事をして、何か取り組もう!という話しもでて、次につながりそうな予感。
 
市役所とか工業会とかが行ってるPRは、ピント外れな部分があるし、現状打破を
するには、自分達が出来る範囲で、まず行動して、外に出ようという機運です。

2009年03月01日

ある加工依頼

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昨年6月6日ブログでご紹介の小学校の同級生 ↑ FCLラボの津留崎義孝君から
依頼があってた加工が出来て、渡してきました。
 
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当初は、アルミかステンレスで作れないかという要望で、知り合いの工場に図面を見て
もらうと、その加工は出来ないという返事だったので、改めて詳しい用途と条件を聞き
木で作っても、強度的に大丈夫そうだったので、試しに作ってみようとなりました。
 
大川で木工加工業をしている知人に話すと、お手の物との事で、条件の硬木だと
チーク材を持っているというのでチークで作る段取りしていたのですが、もっと硬い樫も
手に入ったので、2種とも使い、比べてみる事にしました。 左が樫で、右がチークです
 
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この、透明の筒の蓋になるのですが、筒はカーボネート製で凄く強度があるそうです
 
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さすがの加工技術で、筒にピッタリ!バッチリ!! ('-^*)ok
 
あとは、津留崎君の方で、割れ防止の表面加工をして、ストッパーを付け試作を作り
落下など強度テストを行い、どこまでの衝撃で割れるのか実際に何個か割ってみて
確認してみるそうです。
 
さて、何になるのでしょう?強度試験に耐え、商品化された時にご紹介します (^o^)/
 
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2009年02月13日

レーザー加工 L−7

キャラバンカーが完成し、清掃なども終わり、あとは今日の引渡しを待つのみです。
CIMG4468.JPG
 
手がけてきた軽のワンボックスと異なり、今回のベースは大きなデリバリーカーですし
業務用でしかも展示会専門車輌という事で、今までにない仕様や要望などが多くて
カラオケバージョン同様に苦労もしましたが、その分、ノウハウとして身につきました。
 
そのあたりのレポートを引渡し後も少ししたいと思います・・ブログネタが無い時に (^_^;
 
キャラバンカーに限った事でなく、OKワゴンの売り?というか、こだわりの一つでもある
電源集中操作パネルの事でもレポートします。
 
今回のキャラバンカーを受注した際の要望として、この操作パネルを必ず取付けてくれ
との事で、メーターと業務用のパチパチとするスイッチなどがお気に入りの様子でした
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今回はスペースが取れて縦長なのですが、アクリル板の部分はOKワゴンの流用にて
下のスペースにミニポケットとDVD本体を埋め込んでます。 
 
昨年9月30日のブログで少し紹介してるので、重複する部分もあるかもしれませんが
このパネルの文字彫り加工の話しでも。
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半透明のアクリル板をカットしてメーター・スイッチなどの部分に穴を開けて取りつけ
裏面の配線をして一つ一つ手造りですが、表の文字はレーザーの機械で彫ってます。
 
例の大川信金の勉強会で10年前くらいに知合った、さわやかS君にお願いしてます。
今、彼は材木会社の社長としての仕事の他にも活動している多忙な生活で、たぶん
普段は家族とゆっくり過ごす時間もないという事が想像できるほどです。
 
海外に留学した事もあり、英語ペラペラで、そのおかげで私が助けられた事もあります
材木の買い付けなどで海外との取引も多く、実際に行ったりしてと、忙しいのに、ある
事情で、レーザー加工にも携わっているのですが、私が頼む様な少量の仕事とかは、
S君が自分で夜や休日にやっているみたいで、申し訳ないッス。
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このレーザー機械で彫る(焼く)のですが、素材や文字の大きさ・深さによっては何度も
繰り返し照射するみたいで、時間がかかるそうです。
 
文字はもちろん、絵や写真も彫れるのですが、データ入力にも時間がかかるらしくて、
1枚だけのスポットだと、そういう点でもちょっと大変なので今回のキャラバンカーのは
OKワゴンと同じものにしたのです。
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2009年02月08日

塾長 河北秀也

ひびしんビジネスフェアに大川から出展する企業紹介の最後です。
企業紹介ネタで3日間かせげたおかげで、今月のブログ皆勤?続いてます (^o^)
 
さて、トリは【有限会社 高田製材所】です。
 
大川に数ある材木屋さんの中でも、この会社の材木の取扱い品種数や在庫数など
ハンパなく凄くて、先日紹介した、白垣木材の岸君も、取扱い品種ではこの会社が
大川どころか日本で一番だろうと言われてありました。
 
ここのホームページの中の木材図鑑のページも凄く充実しているので、
私は、お気に入りに登録してますが、とても重宝してます。
 
2Fにあるショウルームの木彩館は必見の価値がありまして、特に木にこだわった家や
店舗を建てられようとしている方は、一度訪問される事をおすすめします!
たぶん自分が知らない、色んな選択幅が見えてくると思いますよ (@_@)
 
工場ではデカイ丸太を製材してたり(思わず見入ります)、敷地のあちこちに丸太が
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ゴロゴロあって、隅っこには鳥栖店で売れそうな端材も無造作にあったりするので、
そういう時は常務にお願いして特価で分けて頂く事もあります (#^.^#)
 
今は伐採禁止?の屋久杉も確か在庫を持ってありますし、とにかく1枚板とかで、
お客さんから要望があって、手持ちの材がない時など、ココに聞けば、解決します。
 
常務の高田君とは、信金の勉強会で知り合いましたが、彼と私は何を隠そう、あの
大川インテリア塾の第1期の塾生の同期でもあります。
インテリア塾について、彼は、たぶんまだ頑張ってるかと思いますが、優秀?な私は
無事1期で卒業しました。
 
このインテリア塾で、私は経営者コースだったのですが、何故かデザイナーコースの
生徒と一緒に、塾長の河北ワークショップも受講せねばならず、小学生の頃ぶりで
鉛筆を握って、課題の家具をデッサン?したりもしました。
東京芸大の教授でもあり、デザイナーで経営者でもある強烈な河北塾長からは、
半年という短い期間でしたが、世間の狭い私は色んな刺激を受け、その後の私の
考え方に少なからず影響しています。
開塾式の時、地元のお偉いさんの前での、挨拶の第一声から刺激満点でした!
 
ちょと話しはズレてきましたが、とにかく高田君は色んな事に取り組んでいるみたいで
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こんな事もやってるのですね ↑ 知らなかった!今度ゆっくり話しを聞いてみようっと
 
みなさんも時間がありましたら、まずこのホームページをゆっくりご覧下さい。

2009年02月07日

蔵開き 城島町vs善導寺町

昨日はお世話になった方の、お葬式でなくお別れの会というのがホテル日航福岡で
あったので、そちらに行ってきました。
約20年くらいのお付合いでしたが、ビジネス上の付き合いにて油断してたのですが
友人の方のお別れの言葉で、つい泣いてしまいました。          合掌
 
 
という訳?で、昨日のネタが無く、20日の『ひびしんビジネスフェア』に大川より出展
する企業の紹介を、前日に引き続きします。
 
【有限会社カキウチ家具工業】
社長さんとは勉強会のゴルフとかで知ってはいるのですが、会社と工場に伺った事は
無いので、すみませんがちょっと紹介しずらいです (^_^;
ですから、コチラのショップをゆっくりご覧下さいませ。
会社の前は、よく通るので、一度おじゃましなくっちゃ。
 

【田中製麺】
この勉強会には当然、木工関係以外の業者の方も多数おられて、その1社です。
今は合併して久留米市になった城島町にある製麺会社で、ここの娘さんは、勉強会
では紅一点の貴重な存在です。
 
こちらも、カキウチさんと一緒で、会社に伺った事は無いのですが、製品は食べた事が
ありまして、美味しく頂きました。 ぜひコチラのショップをゆっくりご覧下さいませ。
 
何かこれだけでは、寂しいので、田中製麺さんの地元の城島町の蔵開きの話しでも
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             蔵開きの情報は ↑ こちらをクリック
今の時期、各地で蔵開きが行われますが、城島酒蔵開きは、町にある7つの酒蔵が
一緒に開放して、町ぐるみでメイン会場を作り、シャトルバスも運行しているので珍しく
こういう大きな規模でやってるのは、あまりないのではないでしょうか?
 
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この会場地図の中央部に、田中製麺さんも ↑ 載ってますので、よろしく!

でも、私は実は今まで一度も城島の蔵開きには行った事がありません。
というのは、15年?前くらいから毎年2月11日は同じ久留米でも城島とは20km
離れた、善導寺町の朝凪酒造さんの蔵開きに行ってるのです。
 
朝凪の久保山社長の知人の方と一緒に行っており、蔵開きも最初の頃はそう盛んで
もなくて、つまみや食べ物を持参して適当に場所を作って宴席をこしらえてたのが、
年々大掛かりになって、旅行社の観光バスは来るは、博多からJR専用列車は出るは
特設ステージが出来てオークションが行われ、屋台もずら〜と出て、もう食べ物を持参
する必要もなくなり、ホント地元の一大イベントっていう感じの盛り上がりです。
 
でも昔の、ほんのりにぎやかな感じの蔵開きが良かったなぁ
 
ここには、日本酒でなくって、いわゆる粕取り焼酎でメッチャ美味いのがあるのです
 
って書いてたら何か飲みたくなってきた!
 
探したら、去年買ってたのがあったので、飲むバイ (#^.^#) アテは、あじまるかじり 
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大吟醸粕取焼酎 久保山 25度 720ml  蔵開き即売会では、すぐに売り切れます
 
大吟醸の清酒を作る際に出る酒かすを蒸留して造った焼酎で、香りと味と素晴らしく
これが焼酎か!?って感じで  しあわせ〜(^_^)

2009年02月06日

ひびしんビジネスフェア2009   【白垣木材 株式会社】

先日案内した、北九州・西日本展示場で20日に行われる『ひびしんビジネスフェア』
に、大川より弊社を含めて5社出展します。
 
このビジネスフェアの主催は、信金では九州bPの北九州ひびき信用金庫なのですが
信金で九州bRの大川信用金庫と理事長同士の交流があり、その関係で大川信金の
取引先およそ60社の勉強会である、しんきんニューリーダーズ・クラブのメンバー用に
5社の出展ブース枠を頂けたのです。
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結成17年目?にして出来た勉強会のマークです(先月決まったばかりのホヤホヤ)
 
それで、せっかくですので、この場を利用してビジネスフェアに出展する弊社以外の
4社の紹介をいたします!     このネタで、2〜3日もつなぁ (^_^;   
 
まずは、【白垣木材株式会社】というかホルツマーケットの親会社と言った方が
分かりやすかったりして。
 
専務の岸君とは、その勉強会で知合い、数年前に一緒の役をしてから親しくなり
その後お互いモルトウイスキーが好きだという事が分かり一気に仲良くなりました。
野郎二人で中州のバー巡りをしたあげく、終電に乗り遅れてしまい、どうせならと、
飲み直してビジネスホテルに泊まって、翌朝始発で帰ってきたのが懐かしいなぁ・・
 
この専務の経歴は、とても面白く、海外でキコリの修行をして、帰国してからは信州?
の森林組合でキコリの仕事に就いたりと、そんな話しを聞くのが、また面白いです。
 
大川に材木屋さんは沢山ありまして、皆さん材木には詳しく、板を一目みれば何の木
か分かるのは当然なのですが、彼の場合は製材した板でなく、製材前の丸太の状態
で、何の木かわかるそうで、これは他の材木屋さんから聞いた話ですが、そんなのは
大川では、彼が一番だろうといわれてありました。
山や森で実際に木に触れ合ってきた彼ですから、頷ける話しです。
 
それで、このホルツマーケットについてチョッとだけ紹介します。

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約20年ほど前に、大川と久留米の間の筑後川沿いの土手に、一般消費者向けの
材木や木に関する色んな物の販売や木工教室などの店としてオープンされました。
当時としては、材木屋が一般向けの店を、しかも土手のところにオープンするという
事はたぶん誰も考えなかったと思いますし、それを実行した社長は凄いと思います
 
社長さんと面識はありませんが、その発想と実行力には、ひそかに尊敬しています
 
詳しくは、お店のホームページをご覧下さいませ (^_^)
 

福岡など遠方からもお客さんが来られてありますが、その価値は確かにあります!
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お店の敷地内に、ログハウスのレストランもあり、知る人ぞ知るシェフが美味しい料理
を作られてますので、遠方の方も、昼食をかねて遊びに行かれて下さい (^-^)ノ~~

2009年02月03日

樫の木で知る『大川の底力』

先週木曜日に鳥栖店に居たら『樫の木はありますか?』って電話がかかってきました。
希望のサイズが75x75x2000ミリが1本という事でしたので、大川の樫の専門家の
知合いに電話をして、在庫のバンギを調べてもらうと、そのサイズが取れるのがある
との事で見積りしてもらいお客様に折り返し返答すると、今度は
『実は、一部加工をして削ってもらいたいのだが、出来るだろうか?』との事でした。
 
そういう形状の話になると、電話では伝わらない部分が出てくるので、来店して頂いた
ところ、下の画像のチャンネルという鉄に半分くらい入れ込んで使いたいとの事でした。
 
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何でも、トラックに長い鋼材などを積む時は、運転席の上部分まで斜めにするのだが
その座席の上の部分にこのチャンネルが取付けてあり、鋼材が直接当たらない様に
そのチャンネルに木をはめ込むのですが、普通の硬木だと鋼材と擦れてボロボロに
なってしまうので、硬木の中の硬木である【樫】が一番良いそうです。
 
それで大川の樫専門工場(こういうのがあるのが大川の凄い所!)に、チャンネルの
見本を持って行くと、加工は問題ないとの事で、加工代込みの見積りをしてもらい、
それをお客さんに提示して、正式受注しました。
 
それで、出来たのがコレです ↓
 
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この画像は、チャンネルに、キチンとハマルかの、加工具合のサンプル部材です。
 
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バッチリです!これで上からゴンと押し込むとガッチリとハマルのですが、凄いところは
使ってる内に、たとえ材が反ってきたとしても、木裏の赤木部分を上にしてるから、反る
ほどチャンネルにどんどん食い込み、ますますガッチリ固定されるように加工したよと
言われたのです。
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     (有限会社 高田製材所 HPより ↑ )
さすがデス!感心しました。 やっぱ大川の技術というか、投げかけたら直ぐに的確に
しかも使う相手の事も考えて、キチンと対応出来るところは、大川の底力だと思います
 
お世話になった樫工場というのは、昨年末から親しくなったところでしたが、樫とか
それまでは良く知らず、たまたま樫を求めたお客様が来られたのは、ラッキーでした。
 
特殊な材というか、技術というか、加工というか、そういう事に対応出来る工場などが
他にも私が知らないところが、大川には沢山あるのでしょう。
 
実際は、お客様の指定の1878ミリの長さで作り、土曜日に納めました ↓
 
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これ、メッチャ重かですバイ

2008年07月29日

ステンレス加工

暑さでボーっとしてたら、1週間以上アップしてませんでした (^_^;

ところで、これは何でしょう!? 
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ステンレスを溶接して作ってもらいました。

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実際はこうやって使います↓

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これは、キャンピングカーの4号車の排水タンクです。


軽キャンピングカーの3号車と4号車の製作途中ですが、店舗リフォームの仕事が
入って、中々進みませんが、4号車はたぶんあと1週間で出来るでしょう!
1号車、2号車は木製の家具部分などは、製作の都合上、パイン材の白木塗装で
カントリー調でしたが、今回はタモ材をダークブラウン色で高級家具調に塗装してます


流し台も小さくして、折りたたみ式にして、室内空間を広くとってます。


その為に、排水タンクも車外のマフラー付近に取付ける事にして、マフラーを避ける為
こういうL字型のタンクになりました。
実際は、天面に穴を開けて、シンクからの排水ホースを取付け、下部に出ているパイプ
部分にノズルコックを取付けて溜まった水を排出するようにします。


お世話になってる車屋さんに、ステンレス加工をしてもらえるところを紹介してもらい
簡単なマンガ図を渡して作って頂きましたが、バッチリイメージ通りでした。


他に、流し台のシンクも加工して頂きました。


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今回はシンクを折り畳み式にしたので、排水部分も出てすぐ直角に曲げる必要があり
ステンレスのトレーを預けて、排水口を作ってもらいました。


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ここは、醸造機器の製造をされてある工場で、ステンレスのタンクとかパイプとかも
加工しているので、これくらいはお手の物なのでしょう。
筑後地区は酒どころで、こういう工場も身近にあり、ホント助かります \(*^O^*)/
 
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