ツーインワン検討されてる方へ 詳しくご紹介

 ツーインワンシステム

 

 

今まで色んなクルマに後付けサンルーフを付けてツーインワンシステムの架装してきまして・・・

 

 

これはカローラに架装した時のですが、これはコチラの動画でも紹介してます

 

 

今回は弊社のプリウス・デモカーをツーインワンシステムに改造しましたので、それを例に工程など詳しくご紹介しましょう

 

 

※作業様子の画像はプリウス以外のも混ざってます

 

【1】プリウスに後付けサンルーフを取付け

 

 

 

このサンルーフはドイツ製で、車検対応品です

 

 

これは横浜工場でフリードの時の様子

 

クルマに穴をあけるって緊張します(^_^;

 

今回のプリウスはこんな感じでした

 

 

 

 

 

【2】サンルーフの取り外せるガラス部分を加工

これはツーインワン用の重要な加工ですが、微調整が必要です

 

 

【3】サンルーフの位置に合わせてルーフテントの床下に扉を取付け

 

 

当然ですが、クルマとテントの開口部の位置が合ってないとダメなのでサンルーフを取付けた後、いったんテントを載せて位置決めしてから降ろして作業します

 

 

【4】住宅用の床下扉の45cmのタイプと60cmのタイプをバラシて長方形に作り直し

 

 

いわゆる、こういう床下点検口ですが、本来は正方形なのを45cmx60cmの長方形にニコイチで改造します

 

 

【5】床下扉の屋外になる部分には白のキッチンパネル(アイカのセラール)を、屋内部分は黒に塗った合板を張る

弊社の木作業スタッフは大工さんなので、こういう作業はお手の物です

 

【6】扉に隙間が出来ない様にゴムのクッションを取付け

 

【7】鍵フックの取付け、内側に引手のバンド取付け

 

 

内側は黒、外側は水に強いセラールを張って、下から水が来ない様に扉内側にゴム紐を付けて、そして鍵フックと内側に扉を開ける時に引っ張る黄色のバンドを付けて・・・やっとルーフテントの床下扉の加工は終わりました

 

 

でも、まだ完成ではありません

 

 

【8】もともとルーフテントに付いているマットレスを3分割にカット

 

広い1枚のマットレスのままでは床下扉を塞いでしまうので、開口部の位置に合わせて3つにパネルソーでカット

5分割にする時もありますが、今回は3分割にしました

 

【9】もともと付いてた広い1枚の布カバーは使えなくなるので、カットした3枚それぞれカバー製作

 

 

今回はデモカーという事で汚れても直ぐに拭ける様に、そして目立つ様にオレンジのレザーカバーを大川の椅子工場に依頼しました

 

 

これで、サンルーフとテントの部分の加工は終わりですが、まだツーインワンのシステムは完成してません

 

【10】プリウスの屋根とテントの底の間、10cmほど空いてる隙間を埋めるクッションを製作

 

 

こういうクッションを4個使ってサンルーフの開口部をぐるり囲いますが、サイズや形状はルーフバーの高さやクルマの屋根の形状により異なります

 

 

前後2個だとこんな感じで・・・

左側も置くとこんな感じです

 

 

最終的に4個のクッションで囲うと、サンルーフのガラスを外してルーフテントの床下扉を開けた状態で・・・つまり貫通した状態で冷気や虫などが入って来なくなるんです

 

 

ちなみに、この隙間クッション、普通はテントを利用する時だけ使うのですが、ジムニーツーインワンのお客様は日頃テントを閉じた時でもクッションをしたままで走ってます

 

サンルーフの脱着が面倒なのでとガラスは外しっ放しで、しかもクッションを特注で長く作って開口部だけでなく、極端に言うと屋根全体を覆ってあり、屋根とテントの間に薪だとかスコップなど突っ込んであります(^_^;

 

ジムニーはキャンプ専用の遊びクルマで普段は地下駐車場に留めてあり雨水の侵入の事を考えなくて良いから出来る事ですが、ちなみにジムニーの紹介動画をYouTubeに公開しておりコチラでご覧頂けます

 

 

弊社のプリウスも普段は屋根のある展示場に留め置きしてるので、サンルーフのガラスは外し、隙間クッションをしたままにしてます

 

 

外したサンルーフのガラスは、布で包んで床下収納に入れてます

 

 

クッションは隙間にキチキチ挟まれているので走行中もズレたり外れて飛んで行ったりしないのですが、念の為にダイソーで買ったバンドでグルり締めており、これで先日も高速道路を時速100kmプラスαで追い抜き車線をガンガン会場往復しましたが全くズレてなく風音も気になりませんでした

 

 

話しが脱線しましたがこの【1】~【10】の加工や作業の工程を経て完成するツーインワンシステムは実用新案として株式会社コイズミ社が登録しており、誰でも勝手に出来るっちゅう訳ではありません

 

許可を得た業者がコイズミ社から仕入れたルーフテントにのみ対応出来る訳で、だから中古のテントだったり、ジェームスバロウド社以外のテントでは出来ません(コイズミ社がジファー社のテントを扱っていた時はジファー社対応していた)

 

 

 

【1】~【10】の加工や作業の費用は車によって異なり、アバウトテント代+40万くらいで、後付けサンルーフを付けれないクルマ、外車は対応してません

 

また、プリウスみたいに屋根の形状が流線形になってるクルマはテントを載せる為のルーフキャリアの取付けが大変なので割り増しなります

 

 

当然サンルーフが既に付いてるクルマだと安くなりますが、その位置にテントの床下扉が付けれない場合はNGです

 

 

という感じのツーインワンシステムですが、興味ある方は一度ご来店下さい

そのクルマで出来るかどうか?

出来る場合はいくらかかるか?

など提示出来ますし、実際デモカーでサンルーフからテントの乗り降り体験できますよヽ(^。^)

 

しかし、これは逆に・・・

現車でお越し頂けない方には、出来るかどうか?出来る場合はいくらかかるか?一切お答えできませんので、メールでのお問合せはご遠慮下さい

 

ツーインワンシステムを検討していて、鳥栖店もしくは横浜工場に行って事前の打合せが出来るし、予算もOKという方のみコチラより問合せお願いします

 

 

『いま乗ってる△□○にツーインワンシステム検討中で、打合せ訪問希望、こちら土日(平日)行けます』

と、こんな感じで記入して頂ければ結構です

 

折り返し対応出来る日など返信しますので、お互い都合の良い日程でお会いしましょう!