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間違いだらけソーラーパネル、ダメだこりゃ (´_`;

以前にレポートで・・・

『間違いだらけのソーラーパネル選び』

と言うシリーズで詳しく説明しているので

余り書きたくはないのですが、やっぱり

書かずにいられません。


震災対策展のパンフ作成の為に家電製品の

消費電力を調べようとネットで調べていたら

とあるキャンピングカー関連のサイトに。


そこに210wソーラーパネルと大きく書かれ

てたので『どれどれ?』と見ると案の定 (´_`;


やっぱ、この業界はダメだね・・・


協会あるのなら、消費者の為にキチンと表示の

指導とは無理としても公式サイトで説明したり

何か方法あるんちゃうかなぁ・・・

泣くのはキャンパーだよ(>_<。


専門誌だって、人気のパーツbPとか特集して

るなら、広告主に気兼ねせずキチンと説明を

するべきちゃう?

泣くのは読者だよ(>_<。


業者の顔色?お客さん?どっち見てるの?

ちなみに、そのソーラーパネルのスペック

210W%83f%81%5B%83%5E.JPG

簡単に説明しますと・・・

3行目のボルト 38.3v 掛ける

4行目のアンペア 5.48  で

1行目のワット 209.884 となって

210ワットのソーラーパネルです、って事。


確かにそうですがキャンピングカーの12vの

サブバッテリーに38.3vを流し込める?


そりゃ、家庭用の100vに使う場合は

38.3vで計算した210ワットでしょうが

12vバッテリーにそんな高電圧のまま

流せないでしょ!


結局15v以下、13.8vとか落とすんで

その場合13.8v 掛ける 5.48 =

75.6ワットやん!


まったく知らない業者でなく、逆に数少ない

親しい業者だけど、書かずにおられません


この事を知らずに売ってるなら、ダメダメだし

この事を知ってて売ってるなら、ダメダメだし

結局、ダメダメだな (>_<。


家庭用100v用として売ってるなら、別に

何とも無い話しで、ソーラーパネルの能力

だけ羅列しても良いけどキャンピングカー

や車中泊の12vバッテリーへの充電として

PRしてるんだから、やっぱダメでしょ。


『2枚付けると、420w』とか書いてあり


それウソじゃないけど充電能力を13.8vで

計算してみると、2枚でも151ワットやん


それか、38.3vと言う高電圧で充電出来る

12vのバッテリーを一緒に売ってるのか?

ってここまで書いて、別のページを見て

ビックリ(゚o゚;;

291ワットのソーラーパネル売ってるよ(^_^;

そのスペックは、こんな感じ。

291W%83f%81%5B%83%5E%82%60.JPG

まぁ、58.2v掛ける5A=291ワットに

なりますよ

でも、58.2ボルトって!・・・(^_^;


施工例の画像として工場の屋根への付けてるの

掲載していて、そりゃ100v用へならば

58.2vの高電圧で流せて凄く良いソーラー

パネルでしょうが・・・


12vバッテリーに流すには15v以下に電圧

を落とさねばならず、これも13.8vで仮に

計算すると、69ワットしか流れず充電が

出来ない事は知ってるはずだけどねぇ・・・


これを【車中泊に最適!】って『!』マーク
 
まで付けてるんですからねぇ・・・
 
ダメだこりゃ (´_`;


こんな売り方してるから、お客さんは・・・

『ソーラーを付けたけど、思ったほど充電

 しないなぁ・・・

 でも2週間振りにキャンピングカーに乗った

 けど満充電だったから良いか・・・

 トホホ (>_<。 』


ってなっちゃうんだよねぇ・・・


まぁ、おかげで超電流ソーラー充電システムの

能力が際立つから良いけど、そういう問題じゃ

ないんです!
 
業界として、これで良いのだろうかなぁ・・・



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このサイトとは違ったプチ情報をアップして

ますので時々覗いてね ♪




ちなみに、ソーラーレスキュー隊にも使われて

いるのはパナソニックの230Wのソーラー

パネルで最新式のハイブリッドタイプです。


これも家庭用の100vに適した様に作られて

いる為そのまま12vバッテリーに充電すると

いくら最新式のハイブリッドタイプと言えども

ダメダメな結果になります


それを弊社で今までに無い方法で12v用に

作り直していますしソーラーチャージャーや

サブバッテリーへの電流の回路や制御する

基盤も独自に作っています。


この制御基盤でコントロールしたトータル的な

システムとして、計算値でなくて実測値で

16.8アンペアがサブバッテリーに流れ

その時13.87vでしたので、実際に

224ワットの充電能力があったのです


つまり、ソーラーパネルの発電能力を、ロス

させる事なく12vバッテリーへと流して充電

させてる訳なんですよ (^ .^)y-~~~


その時のレポートはコチラをどうぞ m(_ _)m


超電流ソーラー充電システムの充電状況も

動画
でご覧頂けます


つまり前記の

発電能力210w → 充電能力 76w

比べ、弊社は

発電能力230w → 充電能力 224w

いう事です。


パネルの発電能力は、そう変わらないけど

充電能力は約3倍の違いがあるんです。

つまり、1枚で3枚分の充電能力がある訳で


これは、余りに凄い数値と言うか、能力なので

皆さんの中には、信じてない方も居られる

事でしょう(^_^;


でも世界初の電気自動車の軽キャンピングカー

には、この超電流ソーラー充電システムを

搭載しており、サブバッテリーへは、一切

走行充電を行わずに半月以上ご夫婦で

北海道への車中泊旅行を楽しまれました


パソコン使ったり、TV見たり、炊飯器で

ご飯を炊いたり。


もちろん晴天ばかりじゃなくて、曇りの日も

雨の日もあっての半月間ですよ。


その後も九州、四国とアチコチ楽しんで

あります(^_^)v



・・・・・・・・・・・・  CM  (^ .^)y-~~~  ・・・・・・・・・・・・・・・

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東京支店では随時 関東地区 出張試乗会 を行っております。
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まぁ、そういう話しはどうでも良くって

皆さんにはソーラーパネルの発電能力と

12vバッテリーへの充電能力は、極端に

違う例がほとんどで、3分の1とかザラに

あると言う事を覚えておいてください。


そして悲しい事に、この業界では充電能力には

一切触れず、発電能力だけをPRしているのが

当たり前という事も覚えておいて下さい。


12vバッテリーへの充電能力を知るには

パネルのワット数じゃなくてアンペア数である

と言う事を覚えておいて下さい


もし既にソーラーパネルをキャンピングカーに

搭載していたら、アンペア数をチェックされて

みられてはいかがでしょうか?


これは今、購入を検討されてる方も同じです。


たぶん、3アンペアとか、5アンペアとか、

良くても7アンペアとかでしょう。


5アンペアの場合、日の照っている4時間で

僅か20アンペアです


たまにしか乗らず、その間の自然放電を補う

つもりや、冷蔵庫の為だけに付けたならば

1日20アンペアでも満足かもにて、私が

とやかく言う事はありませんが・・・


最後に、誤解の無い様に一言。


210ワット、291ワットのソーラーパネル

と説明しても、それはパネルとしては正しい

数値ですし、嘘つき呼ばわりしてる訳では

ありません。

ただ・・・むにゃむにゃ・・・(^_^;


まぁ、我社も超電流ソーラー充電システムは

224ワットの充電能力しか無いのに

230ワットのソーラーパネルって言って

いますしね (^。^)


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コメント (7)

taka:

「それを弊社で今までに無い方法で12v用に作り直していますし、ソーラーチャージャーやサブバッテリーへの電流の回路や制御する基盤も独自に作っています。」

この「今までに無い方法」でというのは、どの程度公開できますか?

計算値でなくて実測値で16.8アンペアがサブバッテリーに流れまして、その時13.87vでしたので、実際に224ワットの充電能力があった。これが、なかなか信じられません。ぜひこの機会に、話を聞かせてほしいです。


.

トスケン・ゴロー:

taka 様
コメントありがとうございます m(._.)m
すみません、方法については特許などの絡みあり
全く公開できません。

信じて頂けないのは仕方が無いかもしれませんねぇ
厳密には計算値はでており、それは230wです。
ただ、実際12vバッテリーへの充電の場合は
電圧はバッテリーの状態で常に変わりますし、
どの数値で計算するのかで、変わりますので
余り意味がないんです。

もちろん、最小限に制御してますが、配線や
コントローラーなどの抵抗はあるので、実測の
最大値は日照条件など良くても、充電能力は
225ワットくらいでしょう。

鳥栖店、東京支店のOKワゴンのデモカーには
超電流ソーラー充電システムを搭載しております。
晴天の屋外のイベントの時などでしたら、何か
電気製品を実際に使ってみながらご説明できます。

関東でしたら、よみうりランドとかお台場とか。

本当は専門誌とかで、『実力検証』をしてもらう
のが一番でして、望むところなんですが。

それか、電気自動車のキャンピングカーのお客様が
ブログをされてますので、直接・・・
『信じられないけど、実際どうなのよ?』って
問い合わせコメントをされても良いかもですね。

ガソリン車のOKワゴンのお客様も、オプション
搭載例が出てきてますので、改造の方法は無理と
しても、能力についてのレポートなど、お客様から
今後頂ければ、その都度公開いたします。

ソーラーパネルの能力以上のもの引き出している
訳ではなく、能力をロスなく最大限に12vの
バッテリーに流せば良いだけの話しですよ。

って言うか、世の中のキャンピングカー用の
ソーラーパネルはバッテリーに行き着くまでの
ロスがありすぎです。
あれじゃ、ソーラーパネルは泣いてますね。

また機会あれば、この件について書き込みします
ので、今後ともよろしくお願いします ヽ(^。^)


.



FBではいつもどうも!お世話になっております^^

非常に参考になりました。

今乗っている車のバンクベッド部分にフレキシブルのソーラーパネルを2枚配置しようと画策中だったのですが、そういう基本的な知識がなくて断念しかけていましたので、本当に勉強になりました!!

なるほど、、、

ちなみに東京支社ではキャブコンにソーラーパネルを載せるアドバイスや施工はやっていただけるのでしょうか?

.

トスケン・ゴロー:

one_big10さん、どもっ!

そうですか、参考になりましたか!
嬉しいなぁ(^。^)

現物は見てませんが、あのカッコ良くカラーリングされたキャブコンにアドバイスや施工をして関わりたいですねぇ(#^.^#)

でも残念ながら、東京も横浜の協力工場も知識は無くお力にはなれそうにありません。
もちろん私もですが(^_^;

九州のT部長だと、知識も経験もあるので、実際に現車を見させて頂ければ何か良い方法をアドバイス出来るんじゃないかと思うのですが・・・
すみません  m(._.)m

1945:

うん?
太陽光パネルは、普通チャージコントローラー
を使用しますよね。チャージコントローラーは
ブレーカーと”降圧機”からなります。
ですので、太陽光パネルは、58Vの出力を
出すことができるはずだと思います。

トスケン・ゴロー:

58vの出力あっても、12vのサブバッテリーに58vの入力は出来ませんよって話しです。

だから降圧器で58vを降圧する訳で、そうなると充電能力は落ちます。

降圧前の発電電力と、降圧後の充電電力は違ってくる訳で、その事をキチンと説明している販売店は残念ながら無く、だからキャンパーも知らず、発電能力だけで判断するのは、間違いですよ、って話しです。

住宅と違って、キャンピングカーの場合は、ソーラーパネルの出力能力と、サブバッテリーへの充電能力は異なる事を知って頂きたいのです。

騙された人:

なるほど、よくわかりました。
昔車用のソーラー買って試したけど、全く充電されなかった理由が分かりました。

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